「物価高騰対策の給付金が出ている」という話を聞いて調べ始めると、名称が似た制度がいくつもあって、自分の世帯が対象なのかどうか迷いやすいんですよね。申請が必要なのか、自動でもらえるのか、確認書が届くのかどうかも、調べる前は分からないことだらけだと思います。
国立市在住のライター、たいがです。地域情報メディア『くにたちクリップ』でエリア担当として国立市の生活情報を扱っています。わたし自身も今回の給付について「どこを見れば確認できるのか」から調べ直したので、順番を整理して書きました。
この記事は2026年6月18日時点で、国立市公式サイトの情報を確認して更新しています。今回の国立市の物価高騰対策は、現金の振込ではなく、バニラVisaギフトカードを世帯ごとに配布する事業です。国立市公式ページは2026年6月15日に更新されています。制度の最終確認は、国立市公式案内でお願いします。
この記事では、国立市の給付について何の制度かを見分ける見方、対象世帯の区分、申請の要否、届かないときの確認先の探し方の順で整理します。
「物価高騰対策給付金」という言葉で混ざりやすい制度
「物価高騰対策給付金」という名前は、国が実施するものと自治体が独自に実施するものの両方に似た名称がついています。過去の7万円給付、3万円給付、今回の国立市独自のギフトカード配布と、時期によっていくつかの制度が並んでいる状態です。
名前だけで判断すると、すでに終了した制度を「今も受け付けている」と思い込みやすい。まず確認したいのは「いつの制度か」と「どこが実施しているか」の2点。
国立市の公式情報をまず見つける方法
国立市の今回の情報は、市公式サイトの「物価高騰対策としてギフトカードを配布します」というページで確認できます。トップページの検索窓で「物価高騰対策」「ギフトカード」「給付」などと入れると関連ページを探しやすいです。
制度の対象や送付先変更などを電話で聞きたい場合は、政策経営部 物価高騰対応給付推進室(042-508-3614)に問い合わせできます。受付時間は午前9時から正午まで、午後1時から4時までです。
宅急便の受け取り方法など、配送に関する一般的な問い合わせは、ヤマト運輸国立市ギフトカードコールセンター(03-6834-5561)でも案内されています。受付時間は土曜・日曜・祝日を含む午前9時から午後5時までです。ただし、個別の配達状況などには答えられないと案内されています。
2026年の国立市の物価高対策給付の概要
今回の国立市の物価高騰対策は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した、国立市のギフトカード配布事業です。全市民向けの配布と、住民税非課税または均等割のみ課税世帯向けの追加配布があります。
- ①全市民向けのギフトカード配布
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令和8年2月1日時点で国立市の住民基本台帳に登録されている方が対象です。1人あたり3,000円のバニラVisaギフトカードを、世帯ごとに1枚配布します。たとえば3人世帯の場合は、9,000円分のギフトカード1枚が配布されます。
- ②住民税非課税・均等割のみ課税世帯への追加配布
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令和7年度住民税非課税または均等割のみ課税世帯には、1世帯あたり2,000円のバニラVisaギフトカードが追加で配布されます。判定は令和6年中の所得に基づきます。
- ③くにPay関連の案内とは分けて確認
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物価高対策の話題では、くにPayの還元やキャンペーン情報も一緒に見かけることがあります。ただし、今回の記事で扱うギフトカード配布とは仕組みが違うため、対象や受け取り方は分けて確認してください。
今回のギフトカード配布は、基本的に申請不要です。令和8年5月1日以降、世帯ごとに順次発送されています。全世帯に配達が完了するまで1か月から2か月程度かかる見込みです。使用期限は令和8年12月31日までです。
対象世帯を確認するときに見たい区分
今回の国立市の給付は、大きく「全市民対象の基本配布」と「住民税非課税・均等割のみ課税世帯への追加配布」の二層構造です。自分の世帯がどちらに当てはまるかを確認するには、まず令和8年2月1日時点で国立市に住民登録があるかを見ます。
追加配布の対象になるかは、令和7年度の住民税課税状況で判断されます。課税状況は、市・都民税の納税通知書、非課税通知書、課税証明書などで確認できます。手元の書類で分かりにくい場合は、市の窓口や電話で確認するのが確実です。
住民税非課税と均等割のみ課税の違い
住民税には「均等割」と「所得割」の2種類があります。どちらもかかっていない世帯が「非課税世帯」、均等割だけかかっていて所得割がかかっていない世帯が「均等割のみ課税世帯」です。
国立市のよくある質問では、均等割のみ課税世帯について、世帯員全員に住民税所得割が課されておらず、住民税均等割のみ課税されている人が1人以上含まれる世帯と説明されています。通知書の見方が分からない場合は、市の窓口で聞くのが安全です。
今回は申請不要、ただし受け取り方法の確認は必要
今回の国立市のギフトカード配布は、基本・追加ともに申請不要で世帯ごとに発送される形式です。過去の確認書を返送するタイプと違うので、「自分から申請しなくていい」という点は大きく変わりました。

届かないときは、不在票と住民登録地の住所をまず確認すると動きやすいですよ
ただし、住民登録地の住所で宅急便を受け取れない場合は、送付先変更などの手続きが必要になることがあります。長期入院、施設入所、出張、旅行、DV等による避難などで受け取りが難しい場合は、国立市公式サイトの案内を確認してください。
配布は世帯主宛に、住民登録地の住所へヤマト運輸の宅急便で届きます。対面受取のため、置き配やヤマト運輸営業所での受け取り、市役所での直接受け取りはできないと案内されています。
過去の確認書・申請書方式との違い
令和4年から5年ごろの給付では、非課税世帯に確認書が郵送され、記入・返送した後に口座へ振り込まれる流れが一般的でした。家計急変世帯は別途申請が必要で、申請書の提出期限が設けられていた制度もあります。
今回の国立市の給付はギフトカードの世帯配布という形式のため、確認書の返送は不要です。ただし制度は年度によって変わるので、今後の給付も同じ方式とは限りません。
転入・転出や世帯変更があった場合の見方
今回の国立市の給付の対象基準日は、令和8年2月1日時点の住民基本台帳への登録です。この日時点で国立市に住民登録がある方が、全市民向けギフトカード配布の対象となります。
国立市のよくある質問では、令和8年2月1日に転入した方や出生した方は対象とされています。ただし、届出日が令和8年2月16日以降の場合は対象外となることがあります。一方、転出日や死亡日が令和8年2月1日の場合は対象外と案内されています。
2月1日前後に引っ越し、出生、死亡、世帯変更があった場合は、自己判断せずに市へ確認したほうが安心です。
なお、令和7年1月1日時点で国立市に住民登録のない方を含む世帯では、住民税非課税または均等割のみ課税世帯向けの追加配布について、課税情報の把握状況により時間がかかる可能性があります。
ギフトカードが届かないときの確認先
ギフトカードは令和8年5月1日以降、順次発送されています。全世帯に配達が完了するまで1か月から2か月程度かかる見込みとされているため、世帯によって届く時期は前後します。追加配布分は、課税情報の把握状況によってさらに時間がかかる場合があります。
受け取れなかった場合は不在票が投函されます。7日間の保管期間が過ぎると市へ返戻されるため、不在票を見落としていないか確認してください。市役所での直接受け取り、置き配、ヤマト運輸営業所での受け取りはできません。
- 国立市公式サイトで最新の発送状況を確認
- 不在票が入っていないか確認
- 住民登録地の住所が現在の受け取り先と合っているか確認
- 受け取れない事情がある場合は、送付先変更の案内を確認
- 制度の対象や送付先変更は、物価高騰対応給付推進室(042-508-3614)へ確認
- 宅急便の受け取り方法など一般的な内容は、ヤマト運輸国立市ギフトカードコールセンター(03-6834-5561)へ確認
受付状況と期限を確認する手順
今回は申請不要のため、通常の意味での「申請期限」はありません。ただし、ギフトカードの使用期限は令和8年12月31日までです。届いたカードをそのままにしておくと期限が切れる場合もあります。
「city.kunitachi.tokyo.jp」で「物価高騰対策」「ギフトカード」「給付」などと検索し、最新の案内ページを開く。
令和8年2月1日時点の住所登録と、令和7年度の納税通知書、非課税通知書、課税証明書などを確認する。
世帯状況や転入時期など個別の事情は、物価高騰対応給付推進室(042-508-3614)で確認するのが確実。受付時間は午前9時から正午まで、午後1時から4時までです。宅急便の受け取り方法など一般的な内容は、ヤマト運輸国立市ギフトカードコールセンター(03-6834-5561)も確認先になります。
よくある勘違いと見落としやすいこと
迷いやすいのが、過去の給付と今回のギフトカード配布を同じ制度として混同するケースです。以前の確認書返送や申請が必要だった方式と、今回の自動配布方式では動き方が違います。
また、「住民税非課税」と「均等割のみ課税」の違いが分からないまま、自分が追加配布の対象かどうかを判断しようとする場面でも立ち止まりやすい。通知書の見方が分からない場合は、市窓口で直接確認するのが一番整理されます。
さらに、今回は全市民が対象とはいえ、住民票の住所で宅急便を受け取れない場合は手続きが必要になることがあります。引っ越し、長期不在、施設入所、入院などがある場合は早めに確認してください。
DV等で避難している方は、令和8年2月1日時点で国立市の住民基本台帳に登録されていない場合でも、交付対象となる場合があります。また、住民票上同一世帯である加害者の元から別住所へ避難している場合は、別にギフトカードを受け取れる場合があります。該当する可能性がある方は、国立市公式サイトの案内または物価高騰対応給付推進室で確認してください。
課税や生活保護の扱いも確認しておきたい
国立市のよくある質問では、全市民向けの1人あたり3,000円分のギフトカードは、使用の有無にかかわらず一時所得として課税対象になると案内されています。ただし、年間の一時所得が50万円を超える場合に確定申告が必要です。
一方、住民税非課税または均等割のみ課税世帯向けの1世帯あたり2,000円分のギフトカードは、法律により非課税とされています。生活保護制度では収入認定の対象外と案内されています。
まず一つだけやること
まずは、市の公式サイトで「物価高騰対策としてギフトカードを配布します」のページを確認してみてください。案内ページでは、対象者、配布方法、発送時期、使用期限、問い合わせ先をまとめて確認できます。
わたし自身、今回の給付を調べるまで「申請が必要なのかどうか」の判断が一番後回しになっていました。制度を全部読もうとするより、「届くのを待てばいいのか、自分で動くべきか」だけを先に確認するほうが気が楽になる気がしています。
制度は変わることがあるので、届いたカードの使用期限だけはメモしておくと安心です。それだけでも、見落としをかなり減らせると思います。少し気が楽になる時間になったらうれしいです。













