【国立市】再雇用助成金はある?国・都の制度の違いと立川・市内の相談窓口3選

職場で定年後の再雇用やシニアの継続雇用を考えたとき、使える助成金があるのか気になって調べる事業主の方は多いです。ただ、「再雇用助成金」と検索しても似た名前の制度が多く、どれが自社に合うのか迷ってしまいますよね。

地域情報メディア『くにたちクリップ』のエリア担当ライター、たいがです。わたし自身、平日に谷保駅の周辺を歩きながら街の事業所を見かけることも多く、制度選びの道筋を分かりやすく整理したいと感じていました。

自社が想定している雇用の形を整理したうえで、国、東京都、国立市の制度の違いと実際に足を運べる相談窓口3選をまとめました。

目次

再雇用助成金という名前で探すと迷う理由

インターネットで「再雇用助成金」と検索しても、その名前の単一制度がそのまま見つかるわけではありません。国の雇用関係助成金は目的や雇用の形ごとに細かく分かれており、名称もそれぞれ異なります。

見落としやすいのが、過去にあった制度の通称や古い情報がそのまま残っている場面です。制度名だけで探そうとすると、現在の要件と合わない情報に惑わされる原因になります。

まずは制度の名前を探すのではなく、自社で「誰をどのように雇うのか」という具体的な計画から確認を始めるのが自然な流れです。

再雇用と継続雇用で変わる対象制度の違い

自社で定年を迎えた人をそのまま雇い続けるのか、それとも他社を退職したシニアを新たに雇い入れるのかによって、該当する制度の枠組みは大きく分かれます。

自社での継続か新しい雇入れかで窓口が変わりますよ

自社従業員の定年延長や継続雇用

就業規則の改定や定年引き上げなど、社内制度の見直しを支援する国の助成金が中心となります。

外部からの新規雇入れや再就職

ハローワーク等を通じた雇入れに対して支給される特定求職者雇用開発助成金などが対象になります。

この二つを混同したまま調べてしまうと、必要な要件を満たせないまま準備を進めてしまうおそれがあります。

国の雇用関係助成金を正しく調べる方法

国の制度を中心に見る場合、厚生労働省や独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)の公式案内を確認します。自社の定年引き上げ等には「65歳超雇用推進助成金」などが用意されています。

一方、高年齢の求職者を新たに雇い入れる場合は「特定求職者雇用開発助成金」の対象となるかを見る形です。厚生労働省の公式パンフレットには支給要件や対象労働者の定義が年度ごとに明記されています。

国の制度は要件が詳細に定められているため、自社の就業規則や雇用保険の適用状況と照らし合わせて確認を進めると無理がありません。

東京都の事業者向け支援と連携事業

東京都内に事業所がある場合、公益財団法人東京しごと財団などが実施するシニア就業支援事業や奨励金が選択肢に入る場合があります。国の助成金とは異なり、都独自の採択要件や受付期間が設定されるのが特徴です。

東京しごと財団の支援事業では、職場体験実習の受け入れ支援や、シニア層の安定就業に向けた環境整備への助成が行われることがあります。

都の制度は予算の上限に達し次第受付を終了する場合があるため、事業の実施期間や募集要項を早めに確認しておくと安心です。

国立市における独自雇用の助成制度の有無

国立市独自で「再雇用助成金」という名称の給付制度を常設しているわけではありません。市区町村の産業支援は創業支援や設備投資への補助が主軸となり、雇用関係の助成は国や都の制度が土台となります。

国立市役所のまちの振興課や、地域支援拠点では、事業運営や公的支援制度に関する相談を受け付けています。

身近な相談窓口で国や東京都の支援策について情報提供を受けられるため、最初の相談先として活用するのもひとつの選択肢です。

申請前に確認したい就業規則と手続き

雇用関係助成金の多くは、制度を実際に導入または雇用契約を結ぶ前の事前準備が支給要件に直結しています。就業規則の改定や労働協約の締結が必要な場合、手続きの順序を誤ると申請できなくなることがあります。

雇用保険の適用事業所であることや、過去に労働関係法令の違反がないことなど、事業主側の基本要件も確認項目です。事前の確認を怠らないことが大切ですね。

国立市の事業所が相談できるおすすめ窓口3選

国立市内で事業を営む事業主が、雇用助成金やシニア活用について直接相談できる実在の施設を3つ紹介します。

  • ハローワーク立川(国の雇用助成金)
  • 東京しごとセンター多摩(都の就業支援)
  • くにたちビジネスサポートセンター(経営相談)
施設名特徴料金目安アクセス・利用方法公式サイト
ハローワーク立川 本所国立市を管轄する国の窓口。雇用助成金の受付や要件審査の相談が可能。無料JR立川駅北口から徒歩10分(立川地方合同庁舎3階)。平日8時30分~17時15分。ハローワーク立川 公式サイト
東京しごとセンター多摩東京都の雇用就業支援拠点。シニア雇用の奨励事業や職場実習受入れを支援。無料JR立川駅南口から徒歩4分(合同施設3階)。平日9時~20時、土曜9時~17時。東京しごとセンター多摩 公式サイト
くにたちビジネスサポートセンター(Kuni-Biz)国立市が設置した無料の経営相談窓口。公的支援の整理や事業計画を伴走支援。無料(要予約)JR南武線矢川駅から徒歩7分(国立市商工会館2階)。事前予約制。Kuni-Biz 公式サイト

直接窓口へ向かう前に、電話やWeb予約で「助成金やシニア雇用の相談をしたい」と伝えておくと対応がスムーズです。

助成金の申請を考えるときの注意すべき点

助成金は要件を満たして申請を行っても、審査によって不支給となる場合があり、必ず受給できる制度として予算を組まない姿勢が欠かせません。

STEP
雇用の形と対象者を明確にする

社内の継続雇用か外部からの新規雇入れかを決めます。

STEP
紹介窓口で最新要件を確かめる

ハローワーク立川等で最新の募集状況を確認します。

STEP
契約や規則改定の前に事前相談する

制度改定や雇入れの手続きを行う前に相談を行います。

申請書類には雇用契約書や賃金台帳、出勤簿など詳細な労務管理の記録が求められるため、日頃からの労務管理の整備が基本となります。

制度を調べる最初の一歩とわたしからの助言

今日のうちに、自社で検討しているシニア雇用の形について、「社内の継続雇用」なのか「新しい雇入れ」なのかを1枚のメモに書き出してみることから始めてみませんか。

わたし自身、仕事の合間や帰宅後に制度を調べるとき、前提を紙に書き出しておくだけでその後の確認がぐっと楽になった経験があります。頭の中だけで悩むより、整理がつきやすいと感じています。

雇用の形が整理できたら、まずは身近なハローワーク立川やKuni-Bizへ電話で問い合わせてみてくださいね。無理のない手順で、一歩ずつ進めていきましょう。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

『くにたちクリップ』たいが

国立市在住のたいがです。地域情報メディア『くにたちクリップ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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