子育てに関係する制度って、種類が多くて「自分に当てはまるのかどうか」が分かりにくいですよね。妊娠中なのか、まだ未就学児の段階なのか、ひとり親かどうかで対象が変わってくるものも多いので、冊子を眺めながら「これは自分の話だろうか」と迷っている方も少なくないと思います。
くにたちクリップの地域担当ライター、たいがです。国立市内に住んでいるので、子育て関係の施設や窓口が「どこにあるか」「どう使うか」は、ふだんから気にしています。今回は、国立市が発行しているサポートブックをもとに、妊娠期から未就学期までの制度について整理してみます。
妊娠の届け出から始まる給付金の話、一時預かりの使い方、ひとり親向けの支援まで、今の段階で確認できていることと、公式情報で改めて確認が必要なことを分けて書きます。
このサポートブックは誰に関係する冊子か
「くにたち子育てサポートブック」は、国立市が市内の妊娠中の方・子育て世帯向けにまとめた公式の資料です。妊娠届から出産、保育、助成、ひとり親支援まで、制度の一覧が整理されています。
対象は基本的に国立市内に住民登録がある方です。制度によっては在住年数や所得の条件がつく場合もあるので、「自分が当てはまるかどうか」は項目ごとに確認が必要。冊子全体を通読するより、今の状況に合った箇所を先に見ておくと動きやすいです。
冊子は国立市の子育てアプリからPDFで確認できます。紙のものを手に取りたい場合は、子ども家庭支援センターや保健センターで受け取れるか確認してみてください。
妊娠が分かったらまず動く届け出の流れ
妊娠が確認できたら、最初にすることは「妊娠届」の提出です。国立市の場合は、届け出のタイミングで保健師との面談があり、その場で母子手帳が交付されます。
面談では、支援プランの確認と一緒に、みらい応援給付金(妊娠期分)の案内も受けられます。5万円相当のポイント交換ギフトが届け出時の面談をきっかけに支給される仕組みなので、妊娠届を出すタイミングが支援の入口にもなっています。
届け出先や受付時間の最新情報は、国立市の公式ページか子ども家庭支援センターに確認しておくと安心。曜日や時間帯によって担当が変わることもあります。
出産後に動ける給付金と訪問支援の目安
出産後は、新生児訪問(生後おおむね60日以内)のタイミングでみらい応援給付金の出産後分が案内されます。こちらは10万円相当のポイントで、東京都の赤ちゃんファーストとは別制度なので、両方受け取ることができます。
ただし、支給のタイミングや申請書類の提出方法については、年度ごとに手続きが変わる可能性があります。「自分はいつ受け取れるのか」が気になる場合は、国立市の公式ページか保健センターで確認しておくのが確実です。
新生児訪問自体は、申し込まなくても自治体から連絡が来る場合がほとんどですが、訪問の日程調整は早めに動いておくと無理がありません。
現時点で確認できている主な助成制度
サポートブックには、妊娠期から未就学期にかけていくつかの助成制度が整理されています。以下は現時点で制度の存在が確認できているものです。
- みらい応援給付金
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妊娠届出時に5万円相当、出産後の訪問時に10万円相当のポイント交換ギフトが支給される制度。東京都の赤ちゃんファーストとは別制度で、両方の受給が可能。申請条件の詳細は公式情報で要確認。
- 子ども医療費助成
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対象年齢・所得条件などは国立市の公式ページで確認が必要。年度によって内容が変わる可能性がある。
- 里帰り出産等定期予防接種費用助成
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里帰り先での接種費用を助成する制度。接種日から1年以内の申請が必要。申請条件・金額の上限は公式情報で要確認。
所得条件がつく制度については、今年度の基準がサポートブック記載時と変わっている場合もあります。手続き前に国立市のホームページか窓口で最新の条件を確認してから動くほうが確実です。
一時預かりはどこで使えるか
急に用事が入ったり、少し休みたいときに使える一時預かりは、国立市内のいくつかの保育園で対応しています。国立保育園の「りんご組」は、満1歳から就学前の子を対象に、月曜から金曜の8時30分から17時の間で預かりを行っています。
国立あゆみ保育園の「いちご組」も同様に一時保育の登録制で、定員は1日8名まで。事前登録が必要なので、利用したい日より前に電話で確認する必要があります。利用できる曜日や時間は施設によって違うので、直接確認しておくと動きやすいです。
ベビーシッター利用支援については令和8年度から国立市でも東京都の補助事業の活用が始まっているとの情報があります。ただし、詳細な利用条件や申し込み方法は国立市の公式ページで確認してください。
ひとり親世帯が確認しておける支援の種類
ひとり親の方向けには、児童扶養手当、児童育成手当、ひとり親家庭等医療費助成、住宅費の助成など複数の制度が国立市で用意されています。制度によって所得制限の基準や申請窓口が異なります。
住宅費の助成は、市内に引き続き3年以上住民登録がある18歳未満の子どもと父または母のみの世帯が対象で、家賃の3分の1、月額1万円を上限に助成される制度です。ただしこれは旧年度の情報をもとにしており、現在の条件は子育て支援課で確認が必要です。
ひとり親家庭の緊急保育助成(認可保育所に入れない場合に認証保育所等の費用を助成する制度)については、事前相談が必須です。まずは電話で現状を相談してから動くほうが無理がありません。
相談窓口はどこで何ができるか
国立市の子育て相談の入口は主に二つあります。くにたち子育てサポート窓口(くにサポ)は、妊娠期から18歳までのこどもや子育てに関する総合相談を受け付けています。保健師や心理師などの専門職が対応しています。

行けるかどうか迷う前に、電話でどんなことが相談できるか確認してみるのがいちばん早いと思います
子ども家庭支援センターは国立市富士見台にあり、月曜から土曜の8時30分から17時に対応しています。最寄りは矢川駅から徒歩5分、谷保駅北口から徒歩約7分です。電話のほかにメールやFAXでも相談できます。
冊子だけでは分からない点をどう確認するか
サポートブックは制度の全体像をつかむのに役立ちますが、所得条件や申請期限、手続きに必要な書類の細部は、冊子の発行後に変わっている場合があります。特に年度が替わるタイミングは確認が必要です。
- 給付金・助成金の所得条件と申請期限は国立市公式ページで確認
- 一時預かりの利用可否と空き状況は各施設に直接電話確認
- ひとり親支援の申請条件は子育て支援課に確認してから動く
- ベビーシッター利用支援の登録事業者や申し込み手順は公式ページ確認必須
- 窓口の受付時間・担当部署は事前に電話で確認しておくと確実
「まず何を確認するか」が分からないときは、くにサポ(電話:042-576-2105)か子ども家庭支援センター(電話:042-573-0192)に連絡して、今の状況を伝えるのが早道です。
保育園・幼稚園の利用前に見ておきたいこと
保育園の入園申し込みには、受付期間や必要書類があります。年度途中の入園と4月入園では手続きの流れも異なるため、今の状況(就労中か求職中かなど)をもとに何月から動けばよいかを市の窓口に確認しておくと無理がありません。
今の子どもの年齢と状況(妊娠中・乳幼児・求職中など)に合わせて、まず関係しそうな制度の名前だけ把握する。
国立市公式サイトの子育てページで対象条件・申請期限・必要書類を確認する。冊子の情報と差がある場合は公式ページを優先する。
条件が複雑だったり、自分に当てはまるか分からなかったりするときは、くにサポか子ども家庭支援センターに電話する。「何が使えるか分からない」でも相談できる窓口です。
幼稚園については、利用できる補助や無償化の対象範囲が施設の種類によって変わります。希望する施設が認定こども園か私立幼稚園かによっても手続きが異なるので、在住確認と施設見学は早めに動いておくと後が楽です。
今週、一つだけ確認してみるとしたら
制度を全部一度に調べようとすると、途中で止まってしまうことが多いです。わたしも知らない制度の一覧を見ると、どこから手を付ければいいか迷います。それより「今の自分の状況に一番近い制度の名前だけ確認する」くらいの気持ちで動くほうが、結果的に早く進めます。
妊娠中なら妊娠届のタイミング、乳幼児期なら一時預かりの登録、ひとり親なら児童扶養手当の申請条件だけでも今週中に見ておくと、あとで慌てずに済みます。くにサポの窓口は、相談内容がはっきりしていなくてもつないでもらえます。
国立市で子育てしているみなさんが、使える制度を一つずつ確認しながら動けるよう、引き続き情報をまとめていきます。気になる制度や窓口があれば、まず電話で話してみるのがいちばんの近道です。












